全館空調の使い心地と電気代 その2

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以前のエントリ で、冬場(3月)の全館空調の使い心地と電気代について書いたので、今回は夏場(8月)について。

メリットは、冬の時にも書いたけど、家中どこも一定の温度で、各部屋の温度差がほとんどないので、いつでもどこでも快適。普段使っていない部屋に入るとクソ暑い、みたいなことがない。寝室のウォークインクローゼットの荷物を整理しに行っても涼しいし、屋根裏部屋に漫画を読みに行っても涼しい(屋根の断熱性能が高い というのも関係してるけど)。

基本的に24時間稼働させっぱなしで、寝るときにもオンになっている。以前住んでいた賃貸マンションでは、エアコンをつけたまま寝ると、怠くなったり喉が痛くなったりしていた。今の家ではそれがない。とても快適に睡眠がとれている。

以前の家で体調悪くなっていたのは恐らく、鉄筋コンクリートの壁が蓄熱してるせいで温度調整が難しく、寝入る時にはちょうど良い温度でも寝てる最中は寒かったり、温度設定を上げたりエアコンを切ったりするとすぐ暑くなったりするのと、乾燥のせいなのではないかと思う。

今の家は、24時間オンにしてるし、壁は木なので温度変化が少なく一定の温度を保ちやすいので、体にかかる負担が少ないのだろう。また、空気が冷やされると飽和水蒸気量を超えた分の水蒸気が凝結することで乾燥するが、温度変化が少ないため、凝結する水蒸気量が少なく、乾燥しにくいのだろう。

乾燥しにくいというのはメリットでもあるけど、除湿されないというデメリットでもある。なので、除湿器を導入した。湿度の理想は40%〜60%と言われてるが、除湿器があっても、雨の日は60%以下にならない。とは言え、導入前は雨の日は70%〜80%ぐらいだったのが、60%〜70%には抑えられてる。

冬場は一階と屋根裏部屋で最大2℃ほど温度差があったけど、夏場はほとんど温度差はない。

電気代は、8月10日〜9月11日の計測で、従量電灯Bが557kWh/14,880円、低圧電力が468kWh/9,820円、計24,700円。といっても、妻の実家に帰省して8日ほど不在で、その間は空調はオフにしていた。なので、実質的には 24,700 * ( 33 / 25 ) = 32,604 円 といったところか。従量電灯Bが高いけど、これは除湿器のせいだと思われる。以前の家では同じ時期の電気代が20,000円ぐらいなので約1.6倍ということになる。

全館空調のみで使っている低電圧電力は、帰省の間もオンにしっぱなしだとしても、9,820 * ( 33 / 25 ) = 12,962円ぐらいになる計算。以前の家では、時間も場所も部分的にしかエアコンを使っていなかったけれど、今は24時間稼働して、以前より2倍ほど広い家全体の温度を一定に保っている、と考えると安いのではないか。

まとめると、全館空調だけで見ると、割と電気代は安いけど、温度を一定に保つ代償として湿度が下がりにくく、それをカバーするために除湿器を使うことで、電気代が高くなる、といったところか。

マガジンラック付きサイドテーブル

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車の購入を検討し始め、カタログを各社から取り寄せている。集めたカタログはとりあえず書斎のデスク上に置いていたが、リビングのソファに座ってパラパラ眺めることが多く、書斎までいちいち取りに行くのがめんどくさい。リビングにマガジンラックを置いてカタログを入れておきたい、と妻に言ったら、近所の雑貨屋に良さげなの(下の写真のやつ)がある、ということで一緒に行ってきた。

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最初はこれを買おうとしたけど、妻が「こっちの方が良くない?」と言ったのが、トップ画像のサイドテーブルと一体になってるやつ。

サイドテーブルは以前から欲しいと思っていて、ソファが広松木工の FREX ソファ なので、それに合わせてサイドテーブルも FREX サイドテーブル にしようと思っていた。が、高いので、買うのは他の生活必需品を揃えてからにしよう、と後回しにしていた。

今回買ったマガジンラック付きのサイドテーブル、税込みで1万ちょいぐらいなので、FREX サイドテーブルよりもだいぶ値段が抑えられてよかった。

買ってみると、リモコン置けるし、パソコン置いて作業したり攻略サイト見ながら Fallout 4 できるし、飲み物置いて飲みながらテレビ見られるしで、とても便利。もっと早く買っておくべきだった。

書斎にウッドブラインドをつけた

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カーテン打合せ でも書いたように、カーテン類が建築時に大幅に予算オーバーした(予算の倍)。書斎はどうせ寝る部屋ではないし、曇りガラスだから、ということで、建築時はカーテンは無しに。引越後もしばらくは物置と化していたので、カーテンがなくても困らなかった。けど、椅子 が届いて仕事で使うようになると、昼間は前の建物の壁が明るくて光を反射してまぶしいし、夜はなんとなく落ち着かない、という状態に。

というわけで、ようやく書斎の窓にブラインドをつけた。建築前の打合せの時には、インテリアコーディネーターさんから緑のウッドブラインドを提案されていたんだけど、先日インテリアフェアに立ち会ってもらった時に相談したら、緑じゃない方がいいかもしれませんね、ということで、ソフトグレーを提案され、採用した。

壁やデスクと同じ色だとなんとなくつまらない、かといって、あまり主張しすぎるのもなー、と思っていたので、ソフトグレーは良い選択だったと思う。

FUTAGAMIの鋳肌デスクランプ

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書斎のデスクで読書や仕事や勉強(一応学生なので)をしてると、ダウンライトの位置の関係で、自分の体で影ができて手元が暗くなってしまう。なので、デスクランプを置くことにした。受注生産品なので、注文してから届くまで1ヶ月ちょいかかった。

www.futagami-imono.co.jp

まだ新しいのでピカピカしてるけど、経年変化でメーカーサイトに載ってる写真のような渋い色合いになるようなので楽しみ。

付属していた白熱電球、かなり熱を持つので夏場は厳しそう。LEDのやつに交換する予定。

Netatmo Welcome を設置した

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Netatmo Welcome という、顔認識システム搭載ネットワークカメラを我が家に設置した。

夏期休暇中に長期で家を空ける際にも、家の中の様子が見られると安心かな、と思ったので。以前住んでいた賃貸のマンションだと、オートロックあるし、監視カメラついてるし、大家もいるし、住んでるの7階だし、ってことで、こういうことを気にしなくてよかったけど、戸建てだと長く家を空けるのは不安がある。

家を建てる際に、セコムやALSOKなんかも検討したけど、普段家にいることが多いから、毎月定額でお金を払ってまで導入するのはなー、と。何かあった時に自分で気づけて警察に通報できる、ぐらいのソリューションで十分だろう、と考えてこの製品を選択した。

あと、長男は帰宅後すぐに自分の部屋に直行して、あまり部屋から出てこないので、帰ってきてるのに気づかない、といったことがよくある。顔認識機能があるこの製品だと、長男の帰宅にも気づけるのではないかと。

購入してから5日ほど使ってみた感想。

電池式ではなくコンセントに接続する必要があるので、置く場所が制限されるのがいまいち。今置いてる場所、高さ的に三男と四男が写りにくい。

顔認識機能、人物を特定するためには何度も何度も学習させる必要が当然あるけど、正面を向いてなくても認識してくれる。完璧ではないので、特定できなくて「誰かの顔が見えた」と表示されることや、顔認識すらできなくて「動きを検知」と表示されることもよくある。とは言え、顔認識にはそれほど期待はしてなくて、動きがあった時に録画ができて、映像を見て誰が通ったのか、何があったのかを確認できればそれでいいので、特に不満はない。不満はないどころか、認識の精度は結構良いように思える。

赤外線LEDがついてるので、トップの画像のように暗闇でも撮影できる。

登録されている人を「在宅」と「不在」にわけて表示する機能がある。在宅してるかどうかは、スマホにアプリを入れている人であれば位置情報で、そうじゃなければ、顔認識してから一定時間(デフォルトは4時間)以内かどうかで判定している。一定時間での判定、家のあちこちにカメラがあれば精度が上がりそうだけど、今のところ一カ所しか置いてないし、寝てる時間は考慮してなさそうなので、この機能はまったく使えない。

大きな音が鳴ると「アラームを検知」と表示されるけど、ルンバやドライヤーの音にも反応する。家にいる時にはあまり意味がない機能だけど、不在の時には火災報知器の音を拾ってスマホに通知、とかできるので便利そう。

ブラーバ + マーチソンヒューム

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我が家では床の拭き掃除に ブラーバ380j を使っている。基本的に裸足で過ごしているのだが、暑くなってきて皮脂汚れが目立つようになってきた。

ブラーバ300シリーズ、水拭きができるけど、皮脂汚れは水拭きだけだと落ちにくい。クイックルワイパー 立体吸着ウエットシート を使うという技もあるけど、洗浄液の跡がくっきり残るのは最初だけで、数分でほとんど跡がつかなくなるので、カラ拭きとあまり変わらないように見える。

なので、ウェットクリーニングパッドのタンクに、マーチソンヒューム フロアスプラッシュを水道水に混ぜた洗浄液を入れて、拭き掃除するようにしてみた。

Murchison-Hume フロアースプラッシュ AWG 480ml

Murchison-Hume フロアースプラッシュ AWG 480ml

ただしFAQによると、「ウェットクリーニングパッドに掃除用洗剤を入れて使うことはできますか」「故障の原因となりますので、ご使用できません。」とのことなので、真似する方は自己責任で。構造的に本体が壊れることはなさそうだけど。

FAQ詳細 -ウェットクリーニングパッドに掃除用洗剤を入れて使うことはできますか | iRobot

ブラーバのウェットモード、何も考えずにウェットクロスを装着して動かすと、タンク内の水がクロスに染み渡るまで時間がかかって、最初のうちはほぼカラ拭き状態になる。また、タンク真ん中のごく小さな部分からしか水がしみ出さないので、その部分だけ重点的に汚れが付着して、他はキレイなままなので、真ん中部分でしか拭けていないような状態になる。なので事前にクロス全体を水や洗浄液で湿らせてから動かすようにすると良い。

8/26発売の新型だと、洗浄剤入りのパッドを使うようなので、洗剤を入れるというメーカー動作保証外のやり方をしなくて済みそう。

www.irobot-jp.com

仕事用の椅子が届いた

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届いてすぐに、先日買っておいたウレタン製キャスター に交換した。

オープンな書斎には アーロンチェア、クローズドな書斎には ミラ2チェア を置いた。

他には エンボディチェアセイルチェアコンテッサバロンリープ あたりを比較検討したけど、アーロンとミラ2が座ったときにしっくり来たので、この2つにした。

軽く試座した程度では、本当に自分に合ってるかどうか見極めるのは難しい。けど、あまり時間かけたくなかったし、つなぎとして使っている、アームレストのない サイドチェアダイニングチェア と比べればどれも高機能なので、直感で決めることにした。

今ミラ2チェアに座りながらこれを書いてるけど、あー、これは本当に仕事用の椅子だなー、という印象。前傾チルト機能がついてるし、前傾させず通常位置だとほぼ垂直で、くつろぐのには向いてない。アーロンも前傾チルトがあるけど、通常位置がやや後傾気味でミラ2よりはくつろげる。が、くつろぎたいならコンテッサヘッドレストとか、他の椅子の方が良い。

IDC大塚家具で購入した際、店員の説明だと、アーロンはベースがグラファイトだと、ペリクル(メッシュ素材の名称らしい)の模様や色がクラシック/カーボンしか選べない、ベースがポリッシュなやつだと違う模様や色が選べる、ということだった。買った後に ハーマンミラーのオンラインストア でカスタムできるのでやってみたら、ベースがグラファイトでも、他の模様や色が選べる、ということがわかった。ミラ2も、IDC大塚家具では、ベースは特に選択肢がなく、バタフライバックの色もグラファイトかダークターコイズからしか選べなかった。が、ハーマンミラーストアでは、ベースやバタフライバックの選択肢がたくさんある。

在庫や納期の関係なのか、単に店員が無知なのかわからないけど、ちょっと説明不足では、と思った。前回書いたキャスターの件 も同様。とは言え、ハーマンミラーストアで自分好みにカスタムしてみたら、納期が11週間とか出てきて、そんなに待てないし、数万円安く買えたので、まあいいか、とも思っている。