ヒルトン福岡シーホークで泊まったことのある部屋たち

ヒルトン福岡シーホークをよく利用していて、今まで様々なタイプの部屋に泊まってきたので、泊まった部屋がどんな感じだったのかを備忘録的にまとめておく。

この記事で挙げている部屋タイプ以外だと、デラックスツインやツインヒルトン高層フロアも泊まったことがあるはずだけど、とりあえず写真やメモが残っているものだけ。

以下、料金が安い順。


ツインプレミアムデラックス

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自分が撮った部屋の写真を見ると、公式サイトのツインヒルトン高層フロアとつくりが同じに見えるので、もしかしたらツインプレミアムデラックスは間違いで、ツインヒルトン高層フロアの写真かも?ただ、写真とともに保存してあるメモを見返すと「シャワーブースあり」と書かれていて、公式サイトのツインヒルトン高層フロアの写真にはシャワーブースがないので、やはりツインプレミアムデラックスであってる気がする。

ホテルに籠もってパソコンを使って仕事をしたり、オンライン会議に参加したりすることが多いので、デスク周りの快適さは最重要ポイント。自分が泊まった部屋はデスクが広めで、目の前に壁がなく開放感があるのが良かった。あと、この部屋に限らないけど、椅子がSteelcaseのThinkチェアという、まともなワーキングチェアなのもとても良い。おそらく全室にThinkチェアが配備されていると思われるが、今まで自分が泊まった中では、そのようなホテルは他にない。

浴槽とは独立したシャワーブースがあるのも自分的には高得点。

ただし、エグセクティブ以上の部屋にあるような、ネスプレッソやミニバーや加湿空気清浄機はない。また、テーブルが小さいので部屋で食事をとるには少し不便かも。


エグゼクティブキング

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エグゼクティブやスイートと名のつく部屋に泊まると、33階のエグゼクティブラウンジが利用できる。ただ、自分は知らない人がいる空間があまり好きではないので、エグゼクティブラウンジを利用するのは朝食の時ぐらい。

部屋の広さ的には、料金が安いヒルトンツインとあまり変わらない。

部屋がそれほど広いわけでもなく、シャワーブースもなく、エグゼクティブラウンジもあまり利用しないので、このタイプの部屋を好んで選択することはない。アップグレードでエグゼクティブキングが提示された場合は受け入れる、ぐらいな温度感。テーブルが小さく、ソファも変わった形で使いやすいとは言えず、ここで食事をとるのは少し不便。

デスクはガラス製。広めだし、目の前に壁がなく開放感があって良い。

ネスプレッソ、ミニバー、加湿空気清浄機がある。ミニバーは高いので、ホテル建物内にあるファミマや、同じフロアにある自販機まで行くことすら面倒くさい、という時ぐらいしか使わないけど、ネスプレッソで無料でコーヒーが飲めるのはうれしい。


エグゼクティブデラックスツイン

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エグゼクティブデラックスツインは、まったくタイプの違う2つの部屋に泊まったので、それぞれわけて書く。

「デラックス」がつくと何が違うのかはよくわかっていない。部屋が広いとか、シャワーブースがあるとか、その辺りかな?

ノーマルタイプ

こちらは公式サイトの写真に近いつくりになっているタイプ。

デスクは目の前が壁。デスクの上にテレビやネスプレッソがあって狭い。デスク下のカーペットとフローリングの間に金属の継ぎ目があり、椅子を移動しようとするとキャスターがひっかかる。デスクで作業してるとエアコンの風が直接あたる。こんな感じで、この部屋はデスク周りが特にダメだった。シャワーブースとネスプレッソがあること以外、特に良い点はなかった。

公式サイトの写真では、デスクの上にテレビがなく、ソファは2人掛用のものが置かれているが、自分が泊まった部屋はデスクの上にテレビがあるし、ソファは1人掛用。エアコンの吹き出し口の位置も、カーペットの継ぎ目の位置も公式サイトの写真と違う。なので、自分が泊まった部屋はたまたまハズレで、他のエグゼクティブデラックスツインの部屋なら問題ないのかもしれない。

スイートタイプ

こちらはノーマルタイプと違い、リビングとベッドの間に仕切りがあり、スイートに近いつくりになっている。内装もエグゼクティブキングっぽい雰囲気。デスクも広くて目の前に壁がないし、ソファもテーブルもスイートにあるものよりは小さいが、十分な大きさ。テレビもリビングと寝室にそれぞれある。

自分が泊まったノーマルタイプのエグゼクティブデラックスツインと全く違っていて、こちらは超快適。エグゼクティブデラックスツインの中で部屋を選べるなら、絶対この部屋にする。

エグゼクティブデラックスツインの中でこのようなつくりになってるのは、この1室だけらしい。理由は不明。


エグゼクティブスイートキング

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さすがスイート、部屋が広い、デスクが広くて目の前が壁じゃなく開放感がある、シャワーブースがある、ネスプレッソがある、ソファとテーブルが広くて食事がとりやすい、といった感じで申し分なし。

それから、浴槽がジェットバスになってるのがちょっとだけ嬉しい。

不満な点を敢えて挙げるなら、キングサイズのベッドが大きくて、真ん中で寝てる状態からベッドの端までいって降りるのが面倒に感じることと、割り当てられる部屋の階が33階だと、フロアに自販機がないのが少し不便なことぐらいかな。


エグゼクティブスイートツイン

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細かい違いはあるものの、基本的には上に挙げたエグゼクティブスイートキングのベッドが変わっただけ。ベッドサイズが大きすぎず、こちらの方が好み。


スイート和洋室

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その名の通り、和室と洋室があるスイート。6、7階は和室フロアになっているようで、宿泊者は7階の岩風呂に無料で入ることができる。

畳の上でゴロゴロできるのと、浴室が日本式でトイレや洗面所と完全に別になっているのが良い。あと、部屋着が久留米絣のオリジナルもんぺで、肌触りがとても良い。気に入ったので、家でも部屋着は久留米絣の短パンにしてる。

ただ、良い点はそれぐらいで、以下のように悪い点の方が目立つ。

  • 他の部屋にあるようなデスクやワークチェアがないので、パソコンで仕事するには不向き。
  • 他のスイートにはある、ネスプレッソやミニバーがない。
  • テレビが洋室にしかない。
  • 他の部屋にはペットボトルの水が置いてあるが、この部屋にはなかった。
  • キャビネット内に冷蔵庫があるのだが、キャビネットのドアを開ける向きと冷蔵庫のドアを開ける向きが逆。
  • ポットが壊れていてお湯が沸かせなかった。
  • 窓が汚かった。

なので、今後このタイプの部屋に泊まることはないと思う。


パノラミックスイート

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パノラミックスイート、自分が知る限りは4タイプあるので、それぞれわけて書く。

先端ジェットバスタイプ

ヒルトン福岡シーホークは全体が船の形をしていて、舳先にあたる部分にあるのがパノラミックスイート。その最先端部がジェットバスになっているのがこのタイプの部屋。

ジェットバスから博多湾の320°パノラマビューが見渡せるが、冬場はお湯を張るとすぐに窓ガラスが曇って何も見えなくなる。

デスク、最低限のスペースはあるが、目の前が鏡だし、形が長方形ではなく台形になっているしで、使いやすくはない。また、椅子の肘掛けがデスク下にはまり込んで動けなくなることがちょいちょいあった。

他にも以下の点がいまいちだった。

  • 「ROOM」と書かれたスイッチをオフにすると、室内灯が消えるのとともに、加湿空気清浄機の電源も落ちた。
  • 他の部屋にはある、浴室のドアにあるタオル掛け用金具がついてない。
  • リビングのスタンドライトに何度か頭をぶつけた。
  • コンセントの数が少ない。

室内灯のスイッチと連動して加湿空気清浄機の電源が落ちる件はホテルに報告し、対応しますと返信もらったので、今は解決してるかも。

先端ジェットバスが広くて気持ち良いこと以外は、ソファが大きいのが良いぐらいで、自分的にはいまいち。

サイドジェットバスタイプ

こちらはジェットバスが先端ではなくサイドにあるタイプ。特に面白みがなかったのでジェットバスの写真は撮ってない。

それ以外は変わらないので、先端ジェットバスタイプと同じく全体的にはいまいちな部屋、という印象。

あと、自分が泊まった部屋、なんか臭うな、と思ったけど、部屋に入って少し経つと慣れて気にならなくなるので、まあいいいか、と思ってそのまま過ごした。で、チェックアウト間際になって、あ、これカビの臭いか、と気づいた。気づくのが遅い。エアコンの吹き出し口周りを見るとカビだらけだったので、写真を撮ってあとでメールでクレームを入れた。いつもはメールを送ると返信があるのだが、この時は返信がなく、ちゃんと伝わってるのかな、と思ったけど、次の宿泊時にチェックインした際に謝罪があったので、伝わってはいた模様。

和風タイプ

7階は和室フロアのためか、先端ジェットバスタイプではあるものの、他の階のパノラミックスイートとは内装が全然違っていて、和風テイストになっている。

デスクは目の前が壁になっているが、広さは十分。

スイート和洋室とは以下の点が共通している。

  • 部屋着は久留米絣のオリジナルもんぺ。
  • キャビネットのドアを開ける向きと冷蔵庫のドアを開ける向きが逆なのが少し不便。

また、スイート和洋室とは以下の点が異なる。

  • ペットボトルの水やネスプレッソがある。
  • 畳の部屋がない。

上にあげた、通常タイプ(先端ジェットバス、サイドジェットバス)のパノラミックスイートよりはこちらの方が好み。

メゾネットタイプ

ヒルトン福岡シーホーク内でおそらく1室しかない、メゾネットタイプで上下階がある部屋。公式サイトには載っていないので、通常のやり方では予約できない。ネットで調べてみた感じでは、ダイヤモンド会員のみ、1泊1万円の追加料金で泊まれるらしいが、自分はゴールド会員の時でも宿泊できた。

ジェットバスは先端ではなくサイドにある。

基本的に不満はなく快適に過ごせるが、敢えて不満な点を挙げるとすれば以下のような感じ。

  • 広すぎて1人では持て余す。
  • ベッドのそばにコンセントがない。コンセント位置は全体的に不便。
  • なぜか浴室の床がびっしょびっしょになる。浴槽の排水まわりの問題だと思うのだけど、きちんと調べてはいない。

以上。ここにない部屋タイプに今後泊まることがあれば追加します。


余談: 謎のシングルルーム

日本語の公式サイトにはない、シングルな部屋がなぜか英語サイトにはある。しかし、常にSold Outで空いてるのを見たことがない。実在する部屋なのかどうか謎。

Hilton Fukuoka Sea Hawk Hotel Rooms