デスクワゴンをオーダーした
生まれて初めて家具のオーダーをした。
オープン書斎のデスク上に、iPadをサブモニタ代わりに置くようにしたところ、下の写真のように、デスク上に本を開くスペースがなくなってしまった。
スペースをあけるために、デスクワゴンを購入して書類はすべてそこに収納し、デスク上のファイリングキャビネットを撤去しよう、と考えた。
が、既製品だと、幅が大きすぎてデスク下に足が入らない、あるいは、奥行きがありすぎてデスクからはみ出す、のどちらかになってしまい、幅も奥行きも条件を満たすものがなかなか見つからない。
エレクターはサイズオーダーできるけど、最小でも450mm x 300mmで、どちら向きで使っても、幅が大きすぎるか奥行きがありぎるかのどちらか、という状態に。
こうなったらオーダーするしかない、と マスターウォール に問い合わせたところ、希望のサイズでオーダー可能、と返信があった。が、自分で計測すると、木の厚みがどれぐらいで、引き出し内の有効スペースがどれぐらいになるのか、など細かな部分がわからない。結果として、使えないものが出来上がってしまうかもしれない。
なので、計測しに家まで来てもらいたい、であれば、なるべく近くの業者が良いな、と思っていたところ、妻から nikom さんの存在を教えてもらった。早速コンタクトをとって家まで計測しに来てもらい、以下の要望を伝えた。
- 角形2号の封筒が収められる程度のサイズ感
- 引き出しは四段
- 素材は床や他の家具と統一してウォールナットで
- 天板をサイドテーブル代わりに使うためキャスターで移動可能に
計測後、メールで何度かやりとりして、図面と見積をもらい、半額を前金として納めて制作を依頼、4ヶ月ほど経って納品された。
一番上の引き出しの中には焼き印が。幅を最小限に抑えるために、金属製のスライドレールはつけられていない。それでもスムーズに出し入れできる。
引き出しが抜けないよう、ねじ込み式の金属製ダボがとりつけられている。引き出しを抜きたい時はダボを外せば良い。
ワゴンごと移動しやすいように、天板の前側下に凹みがあり、指がかけやすくなっている。こんなところまで配慮されている。
サイドデスク代わりにして、書類や本を広げられる。
デスクとの間に空間があるので、本を開いたままデスク下に収めることができる。
書類はすべて収納することができたけど、小物や本などが整理できていないので、次はそのあたりをどうにかする。
とても気に入ったので、納品に来てもらったその場で、もうひとつ追加でデスクワゴンの制作を依頼した。
nikomさんのインスタグラムに制作途中や完成後の写真がいくつかあって、とても素敵なので貼り付けておく。